栃木、ときどき旅

栃木を中心に、魅力を発信。車いすのおばあちゃんと一緒にお出かけできるような、バリアフリー情報も書きたい。ふらり、旅にも出ます。

【宿】大鷹の湯@那須塩原 猫編

大鷹の湯、二日目の記録です。
過去記事はこちらから
cocochannnnn.hatenablog.com


2日目の朝、朝風呂に向かいました。
展望風呂は、裏山を階段で登った先にあるそうで、別館から靴を履き、本館方面へ進みます。
すると、本館の前で猫とたわむれる方々が。

「あ〜猫いるのね〜。
鈴が着いているから飼い猫ね〜」
と、通り過ぎようと思っていたら、スルスルスル〜とこちらへやってきました。そして、足にすりすり。頭も撫でさせてくれました。

「かわいかった〜。またね~。」
と、サヨナラして歩き始めると、サササっと足元を通り抜けて先に行きます。そして、こちらを見て待っているのです!

まるで!
耳をすませば!!
猫の恩返し!!!


裏山の階段は、二種類あるのですが、私達がのぼりはじめるまでは、後ろでジッと様子を伺っていて。
のぼりはじめると、再び脇を抜けて先へ。
「温泉はこっちだよ。」と案内されているよう。

数段先に行くと、そこで待っていて。
また私達が隣を過ぎると脇を抜けて先へ。
の、くり返し。

あっという間に浴場に到着しました。

「たのしかった〜。案内ありがとね〜。」と、挨拶をして靴を脱いで上がろうとした瞬間、猫が足の間を抜けて浴場へダッシュ

「え?!温泉入るの?!まさか?!?」と、思っていると、脱衣場のドアの前でお座りをして待っているではありませんか。
しかも、ここで初めて「ニャアオ」と鳴く。
猫ってずるいのね、かわいいのね。
小悪魔的だよね。

「いやいやさすがにドアは開けねえぜ。」と、様子を伺っていたら、またもや足にすりすり。そしてドアノブを見つめる…。をくり返す猫。
ああ、賢いね、君は。

すべてを諦め「行ってこーい!」と、ドアを開けると迷わず浴場へ!
「湯船に入るのか?!」と見守っていると、湯船に続く手すりを登って湯船を見つめ…
静かに降りてきました。猫って水苦手だったけね。


そして、溢れ出ている温泉を飲んでいました。
温泉を飲むおしりがかわいかったです。


そして、満たされたようで、狭い隙間を這いつくばってすすみ、男湯に消えていきました。


帰り道は会えなかったけれど、最高にかわいい出会いでした。
そして展望風呂も森林浴が気持ち良かったです。
ありがとう、猫!